リテーナー

別の呼び方: リテーナー型の人材紹介 · 独占的な採用委託契約 · リテーナー報酬

定義

採用結果にかかわらず、紹介会社が人材探索の期間中に、定額の報酬を複数回に分けて受け取る採用モデルです。

仕組み

リテーナー型の採用委託契約では、採用の成功だけでなく、合意した人材探索のプロセスに対して報酬を支払います。たとえば、委託開始時に3分の1、候補者の絞り込み案の提示時に3分の1、採用時に3分の1を請求する形が考えられます。実際の節目と支払い義務は契約で定める必要があります。

リテーナー型の採用委託では、採用が成立しなくても、契約に従って合意した探索作業に報酬を支払います。顧客が独占権を与える場合があり、紹介会社は合意した手法、市場調査、担当者の対応を提供します。双方がリスク分担に合意し、成果物と報酬を明確にすれば、希少人材や上級職に適する場合があります。

リテーナー契約で顧客が支払うのは結果だけでなく、継続的な対応と手法に対してです。その手法が見えることが重要です。調査した市場、接触した候補者、得られた回答を定期報告すれば、15分の共有が第2回の分割報酬を裏づける材料になります。報告がないことで、顧客社内で依頼の継続に疑問が生じる事態も防げます。

リテーナー型の案件では、採用案件全体の管理方法も変わります。紹介会社は結果にかかわらず報酬を得るため、チームが対応できる量を超えて受託したくなり、すべての案件の品質が低下するおそれがあります。進行中の委託案件を経過期間と段階別に毎週確認し、停滞した案件の一時停止や返上を明確に判断することで、リテーナー方式を支える運用を守れます。

例

目標年間総支給額が 180,000 ユーロの CFO 採用の場合、手数料は 30%(54,000 ユーロ)となり、12 週間にわたり 18,000 ユーロの 3 回分割で請求されます。

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