リソース配分

別の呼び方: リソース計画 · 配分計画 · 稼働能力の配分

定義

各コンサルタントが一定期間に各プロジェクトへ割く時間の割合を、具体的に計画することです。

仕組み

リソース配分は、人員配置を実務の計画表に落とし込むものです。週単位または月単位で、各人が各プロジェクトに何日、あるいは何%の時間を使うかを示します。

PSAでは、リソース配分が売上・原価・利益率の予測やタイムシートの検証の基礎になります。記録された時間は、割り当てた時間から大きく乖離しないことが望まれます。適切な配分は、稼働可能時間の100%を超える過剰な割り当てや、1人を5件以上の同時案件へ過度に分散することを防ぎます。こうした過剰配分や分散は、生産性と品質を低下させます。

配分表が一貫して過小評価するのは、業務の分散によるコストです。1人を5案件に20%ずつ割り当てても、1人分の稼働力と同じにはなりません。作業の切り替え、5件の進捗会議、5組の顧客の期待への対応に、表のどのセルにも現れない時間を使うからです。同時に担当する案件数に上限を設ける方が、配分率を最適化するより価値があるのが一般的です。

配分の質は、その見直しの頻度に左右されます。四半期に一度作る表は資料ですが、毎週20分見直す表は道具です。違いは、まだ低いコストで対応できるうちに意思決定することにあります。有効な週次確認では、同じ3つの質問をします。確定した需要に何が変わったか、今後4週間で誰が過剰配分または配分不足になっているか、今週何を決める必要があるかです。

計算例

計算例:稼働可能時間が160時間で、案件Aに60%、案件Bに30%、社内業務に10%を配分すると、両案件が請求対象の場合、請求可能な計画時間は144時間です。

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